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令和5年度最低賃金改定額発表!岡山県932円・広島県970円になる見込みです。

令和5年度最低賃金は過去最大の引き上げ幅に!
岡山県932円・広島県970円になる見込みです。

まだ最終決定ではありませんが、令和5年度の最低賃金の答申が終わりました。

最低賃金改定額の答申がすべての都道府県でなされました。
まだ最終決定ではありませんが、全国加重平均額43円となり、過去最高額となっています。

この後、異議申出等がなければ、都道府県労働局長の決定を経て、10月より発効される予定です。

 

●岡山県…932円 ※現892円(決定すれば10月1日より発効となる見込み)
●広島県…970円 ※現930円(決定すれば10月1日より発効となる見込み)

厚生労働省 報道発表資料「全ての都道府県で地域別最低賃金の答申がなされました」

厚生労働省 岡山労働局「岡山県最低賃金の40円引上げを答申」

厚生労働省 広島労働局「広島県最低賃金 40円(4.30%)引き上げて 「時間額970円」に 」

 

自社の従業員について最低賃金を下回る設定になっていないかご確認ください。

※月給者の計算方法=基本給+諸手当(精勤手当・通勤手当・家族手当除く)÷1カ月平均所定労働時間

最低賃金40円の引上げが発表されており、従業員の時給の引き上げが必要となってくる企業も多いのではないでしょうか。

最低賃金の改定は、給与計算、(特に残業単価)にも影響してきます。

 

給与計算の影響と課題

最低賃金の引上げは、企業の給与計算にも大きな影響を及ぼします。
特に、残業単価の変更や時間外労働の計算方法の見直しが求められることでしょう。
従業員の時給引き上げに伴い、これらの要素も適切に調整する必要があります。
正確な給与計算が行われることは、労働者との信頼関係を維持し、労働環境の改善にも繋がります。

 

対策と適切な給与政策の確立

最低賃金引上げに対する適切な対策を立てることは、企業の持続的な発展にとって不可欠です。
まず第一に、従業員の時給を引き上げることによる予算の見直しやコスト削減の工夫が求められます。
また、残業単価の見直しや業務プロセスの最適化など、給与計算に影響を与える要因を徹底的に検討することも大切です。

さらに、給与の透明性や公平性を重視し、労働者とのコミュニケーションを強化することも推奨されます。
従業員が給与改定に納得し、モチベーションを保つためには、適切な説明とサポートが不可欠です。

 

 

まとめ

最低賃金の引上げは、社会全体の健全な発展と労働者の福祉を守るための重要な措置です。

企業においても、給与計算や給与政策の見直しが求められますが、適切な対策を講じることで、労働環境の向上と持続的な成長を実現することができるでしょう。

労働者との信頼関係を築きながら、より良い未来を共に築いていくことを願っています。

ご不明点やお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。私たちは労働関連の専門家として、

あなたの会社の未来を一緒に築いていくお手伝いをさせていただきます。

 

 

 

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