選択制企業型DC(確定拠出年金)導入前に経営者が知っておくべき5つの注意点 選択制企業型DC(確定拠出年金)は、従業員の手取りを増やしながら将来の資産形成を支援できる、有効な選択肢となる制度です。 ただし、メリットだけを見て導入を進めると、後から「思っていたのと違った」というトラブルにつながることがあります。 特に次の5点は、導入前に必ず確認が必要です。 従業員への「投
【連載第2回/全3回】令和8年10月施行:パートタイム・有期雇用労働者に関するルール改正 令和8年10月1日から「同一労働同一賃金ガイドライン」が改正されます。 新たに改正されるガイドラインでは、賞与・家族手当・住宅手当・福利厚生など、待遇差の考え方が明確になります。 ただし、「正社員と全く同じにしなければならない」という意味ではありません。 制度の本質を正しく理解した上で
【結論】2026年度の最低賃金はまだ未確定。中小企業は今から基本給の点検を始めましょう 2026年度(令和8年度)の最低賃金は、現時点(記事公開日2026年7月3日、記事更新日2026年7月17日)ではまだ決定していません。中央最低賃金審議会で、目安額の検討が始まったばかりの段階です。 ただし、過去の審議の流れを踏まえると、今年は例年通り10月頃に発効(新しい金額が適用される)となる可能性
令和10年(2028年)4月1日から義務化、 50人未満の小規模事業場にもストレスチェックが拡大されます。 ✔ いつから:令和10年(2028年)4月1日より義務化スタート ✔ 誰が対象:契約1年以上かつ週の労働時間が通常の3/4以上の方(全員ではありません) ✔ 50人未満は:労働基準監督署への報告は原則不要(ただし例外あり) ✔ 会社のやること:検査の実施・本
「従業員には安心して長く働いてほしい。でも、退職金を十分に用意できる自信がない」 こうした悩みを抱える中小企業の経営者は少なくありません。 結論からお伝えします。従業員の老後不安を軽減し、採用力や定着率を高める有効な選択肢のひとつが、「企業型DC(確定拠出年金)」の導入です。 制度を整えることは単なる福利厚生ではなく、人材確保・組織力強化という経営課題への投資となり得ます。 この記事で
【連載第1回/全3回】令和8年10月施行:パートタイム・有期雇用労働者に関するルール改正 令和8年10月から労働条件通知書が変わります 令和8年10月1日から、パートや契約社員を採用するときに渡す「労働条件通知書」の記載内容が変わります。 対応しなければ、10万円以下の過料(行政上のペナルティ)の対象になります。 ただし、「書類を1行直せば終わり」ではありません。この改正に
2027年4月1日、新しい外国人雇用の制度(育成就労制度)が始まります。 育成就労制度とは、現在の技能実習制度に代わる新たな外国人雇用制度です。 ポイントはたった一つです。 外国人雇用は「採用できるか」から「辞めずに働いてもらえるか」の時代へ変わる。 これまでは「監理団体に任せておけば大丈夫」という側面がありました。しかし新制度では、外国人が条件の良い会
「パート社員のご家族から『新しい契約内容なら扶養に入れるか確認してほしい』と言われたが、どう回答すべきか迷っている」 「これまでは直近の収入実績で判断していたはず。労働契約の内容だけで扶養認定ができるようになったというのは本当か?」 中小企業の経営者様や人事労務担当者様から、このようなご相談が増えています。 令和8年4月1日より、日本年金機構における「被扶養者の認定手続き」において、実務
岡山県で会社を経営されている皆様、ご自身の「退職金」の準備は万全でしょうか? 「利益が出たら会社にプール(内部留保)しておき、退職時に一括で支払えばいい」 もしそうお考えであれば、少し立ち止まってこの記事を読んでみてください。 今の時代、その方法は「税金・社会保険料の負担」と「税務リスク」という2つの大きな壁にぶつかる可能性が高いからです。 Q:経営者の退職金準備は「内部留保」と「企
近年、企業型確定拠出年金(企業型DC)は、大企業だけの制度ではなく、中小企業でも導入しやすい制度へと変化しています。 特に2026年4月の法改正の影響により、「マッチング拠出」が活用しやすくなり、制度設計の選択肢が広がっています。 今回は、企業型DCにおける代表的な2つの仕組みである「選択制」と「マッチング拠出」の違いと、導入の考え方を整理します。 ■選択制DCとマッチング拠出の2つ