雇用調整助成金につきましては、新型コロナウイルス感染症の 1回目の緊急事態宣言(2020年4月-5月)から約1年半もの間、 特例措置の延長を繰り返しており、2022年3月までの延長が決まっていました。 そしてこの度、 2022年1月以降の助成率など特例措置の詳細内容についての発表がありました。 2022年1月~3月までの助成率 雇用調整助成金等 【1~
そもそも傷病手当金とは何ですか? 傷病手当金とは、病気や怪我で働くことができない健康保険被保険者とその家族に対する保障制度です。 (ちなみに業務上の傷病には労災保険が適用されますので、傷病手当金の対象にはなりません。) 支給要件は、以下の要件をすべて満たす場合で、1日あたりの支給額は 「支給開始日以前12ヵ月間の各月の標準報酬月額を平
確定拠出年金とは? 確定拠出年金とは、公的年金に上乗せして老後を豊かにするための年金制度です。 確定拠出年金には、いくつか種類があるのですが、中でも特に全額会社の経費で積立ができる「選択制企業型確定拠出年金」の制度は、メリットが大きく、自由な制度設計が可能なため大変注目されており、近年導入する会社が増えています。 ▶制度についての詳細は、こちらの記事もご覧ください。 &nb
雇用保険マルチジョブホルダー制度とは 令和4年1月1日から65歳以上の労働者を対象に 「雇用保険マルチジョブホルダー制度」が始まります。 雇用保険マルチジョブホルダー制度とは、 複数の事業所で勤務する65歳以上の労働者が、 そのうち2つの事業所での勤務を合計して以下の要件を満たす場合に、 本人からハローワークに申出を行うことで、 申出を行った日から特例的に雇用保険の被保険者(
選択制企業型確定拠出年金(401K)をご存じでしょうか? 確定拠出年金とは、企業年金制度の一つです。 従来の企業年金は「確定給付年金」で、毎月の拠出額が変動し、 老後に受け取る給付額が決定していることが特徴でした。 一方、2001年(平成13年)10月から制度が始まったのが「確定拠出年金」です。 毎月の拠出額が確定している一方で、将来の給付額は
“同一労働同一賃金”とは 既に大企業では施行されていますが、この4月より中小企業でも“同一労働同一賃金”が完全施行されました。 “同一労働同一賃金”とは契約社員やパートタイマー、それにアルバイトといった非正規雇用の社員と、 正社員との間で、賃金などの待遇差をどう解消していくのかを定めた法律です。 この法律により正社員と非正規社員の間で「不合理な」待遇差を設けることが禁止されます。
働き方改革とは 「働き方改革」とは、日本の労働生産性の低さや労働力不足を背景に、一億総活躍社会のスローガンの下、働く方々が、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で「選択」できるようにするための改革です。働き方改革には3本の柱があり、①長時間労働の是正②正規、非正規の不合理な処遇差の解消③多様な働き方の実現です。 (厚生労働省「働き方改革特設ページ」はこちら) 働き方改革関連法とは